コンテンツ制作は、難しい？
情報販売は、非常に利ザヤの大きいビジネスです。
あとは、難しく考えずに、コンテンツを作り、販売さえすれば、大きな売上が達成できるということなのですが、やはり、この「コンテンツ制作」が難しく思えてしまう方が少なくないようです。
どういうことかというと、
「自分には、大したノウハウや実績がないから、特典なんか作れないよ」
と悩んでしまう、ということです。
が、これは大きな間違い、なんですね。
ある“重要な視点”が抜け落ちているから、
こうした考え方に陥ってしまっているんです。
コンテンツを作る上での重要な視点
では、重要な視点とは何か･･･？
それが、「コンテンツの価値は、ターゲットによって変わる」という視点です。
アフィリエイト・ジャンルの例で話しましょう。
例えば、
「たった“月30万円”のコストで、優秀なライターを外注・育成し、
月100万PVのオウンドメディアを構築できる教材」
こんなコンテンツがあったとします。
どうです、このコンテンツ、欲しいと思いますか？
おそらく、
アフィリエイトで月100万円以上稼いでいて、外注を利用したことがある方であれば、
「月100万PVのメディアなら、どうやってでも月30万円のコストをペイできるな」
というように、このコンテンツに、強烈に価値を感じるでしょう。
反対に、
・アフィリエイトで月30万円稼げていない方
・まだ外注を使ったことがない方
は、
「まだ30万円も稼げてないのに、とても外注に30万も使えないよ」
というように、この特典に、何も価値を感じないでしょう。
コンテンツの価値は、ターゲットによって変わる
ここで何が言いたいか、というと、
「特典の価値は、ターゲットによって変わる」
ということなんですね。
これが、コンテンツを作る際に最も重要な視点、なんです。
「たった“月30万円”のコストで、優秀なライターを外注・育成し、
月100万PVのオウンドメディアを構築できる教材」
は、アフィリエイト・ジャンルで言えば、
「上級者向けの、高等なノウハウ」になります。
しかし、この高等なノウハウが、誰にとっても価値が高いか、
というと「そうではない」ということなんですね。
上級者は価値があると感じるけど、初級者は価値があると感じない。
つまり、
高等・複雑なノウハウ ＝価値がある
簡単・シンプルなノウハウ＝価値がない
という図式ではない、のですね。
ここまでは宜しいですか？
繰り返しになりますが、
コンテンツの価値は、ターゲットによって変わります。
言い換えると、コンテンツというものは、
- ターゲットの立場やレベルに合わせて作る必要があり、
- ターゲットの立場やレベルに合った特典こそ、価値や満足度が高い
ということです。
そうすると、
「自分には、大したノウハウがないから、特典なんか作れない･･･」
この考え方、おかしいわけです。
何故か、もう分りますね。
大したノウハウ＝価値が高い
簡単なノウハウ＝価値が低い
ではないから、です。
ノウハウ（コンテンツ）の価値は、ターゲットが誰かによって変わるのです。
“自分の後輩であること”を想定してコンテンツを作る
ここで、ターゲットの設定ということが、重要になってきます。
- アフィリエイト・ジャンルで情報発信して、教材をセールスして稼ぎたい
- せどりジャンルで情報発信して、教材をセールスして稼ぎたい
というように、今お読みのあなたは、
何らかの情報発信をして、稼ぐ形を考えられていると思います。
その場合、情報発信のターゲットというのは、
“自分より、まだ実績の小さい方”のはずですよね。
「アフィリエイトで月5万円稼いでいる人が、月100万円稼いでいる人に、情報を発信する」というのは、考えにくいですから。笑
「アフィリエイトで月5万円稼いでいる方が、アフィリエイト初心者に、その稼ぎ方を教える」というように、自分より実績の小さい“後輩”に何かを教える、という形になるはずです。
そうすると、ムリに高等・複雑なテクニックなんて「提供する必要がない」ことが分りますね。
あなたがやって来たことを、「分りやすく、再現性の高い形」で、コンテンツとして提供できれば、それが最善で、“価値が高い”ということなんですよ。
・ワードプレスのインストール方法
・役立つプラグイン一覧
アフィリエイトをご存知のあなたは、こうした特典は価値を感じないでしょう。
でも、これからアフィリエイトを始める、というあなたのターゲットが、今まさに、ワードプレスでつまづいているなら、何よりも価値の高い特典になる、ということです。
まとめ
- あなたは、「あなたより実績の小さい方」をターゲットとして、情報発信やセールスを行います。
- 「あなたより実績の小さい方」が、何があれば成功しやすいか？を考える。
- 何があれば、失敗を防ぎやすいか？を考えて、コンテンツを作れば、それが最上の「価値のある」ものになります。
- 何があれば成功しやすいか？何があれば、失敗を防ぎやすいか？
⇒これは、あなたがこれまでやってきた経験と密接に関連があるはずです。 - ムリに高等なノウハウ、複雑なノウハウを特典化する必要はまったくありませんし、価値を感じてもらえない可能性すらあります。
「コンテンツの制作なんて、難しく考える必要はない」
その真意は、今日お伝えしてきたとおりです。
ターゲットが誰か、ということを常に念頭において、そのターゲットにとって、役立つコンテンツを作る。
それが重要です。
