いろんなノウハウに手を出す前に、“絶対やっておくべき集客ノウハウ”がありますので紹介します。
それが「電子書籍」。
これは、個人でも簡単に、しかもノーコストで出版できますので、
やらない理由がない方法です。
私は、2018年最強の集客方法は、この「電子書籍」と考えているのですが、
その理由をお伝えしていきましょう。
電子書籍の出版方法
電子書籍は、紙媒体の本ではなく、スマホやタブレットなどで、アプリをとおして閲覧する、文字どおり電子媒体の書籍ですね。
最近は、書籍が出る場合も、紙だけでなく、Kindle版も併せて出版される、というように、「紙+電子」で出ることが一般的になっていますよね。
Kindleが最大の電子書籍サービス
Kindle(キンドル)は、ネット通販最大手のAmazonが運営する電子書籍サービスで、書籍、小説、マンガなど、様々なジャンルの本がありますし、あなたも既に利用されているかもしれませんね。
その他、電子書籍のサービスとしては、Appleの運営する「ibooks」、Googleの運営する「GooglePlayブックス」というように、出版社や企業別にいろいろなサービスが存在します。
ただ、やはりAmazonが現在のところ、「世界最大の本屋」なので、この記事で言う「電子書籍出版」は、Kindleで電子書籍を出すことで説明していきますね。
出版の方法とポイント5つ
電子書籍の出版方法は、実はとても簡単で、「無料レポートスタンドにレポートを掲載する」のと同じ作業内容です。
電子書籍の出版方法について、知りたいであろうポイントを簡潔に説明しますね。
①個人、ハンドルネームで出版OK。
個人でも出版できます。資格は必要ありません。
情報起業と違い、ハンドルネーム(ペンネーム)で出すこともOKです。
②Wordで出版できます。
出版のデータ形式も難しいものではなく、「Word」に文字を書き、図を載せたものをそのまま出版できます。
昔は「epub」という独特なフォーマットが必要でしたが、現在はワードやパワーポイントが使えるようになりました。
なお、表紙はJPEGなどで作ります。
③AmazonのKDPに販売者登録します。
出版する書籍のデータが出来たら、AmazonのKDPに販売者としての登録を行います。そこでは、氏名や住所、売上が出た場合の振込先などを登録します。
続いて、書籍の登録も行います。本のタイトル、内容紹介、価格などですね。
④審査が終わると、販売開始です。
販売者登録や書籍の登録・審査が完了すると、すぐにAmazonのkindleストアで販売が開始されます。
文章量にもよりますが、審査はかなり早く、だいたい24時間以内には完了しますね。
⑤売上の35%(ある条件で70%)が利益になります。
基本的に、売上の35%があなたに入ってくる利益です。
例えば、1冊100円の本が売れたら、1冊あたり35円が、利益として振り込まれるわけですね。
基本はこの35%なのですが、「KDPセレクト」という条件を満たして出版することで、35%から70%にロイヤリティを上げることが出来ます。
KDPセレクトの条件とは、
- Amazonだけで独占出版すること
- 価格を250円~1250円の範囲にすること
大きくは、この2点です。
この2点がOKの場合は、KDPセレクトを選択した方が、メリットがありますね。
電子書籍を出版する5つのメリット
メリット1:大量に自動で集客できる
Amazonは、世界最大のECサイト(ネットでモノが買えるサイト)であり、日本国内においても第1位。日々、多くのユーザーを引き付けているサイトになります。
そこに、無料で、あなたのサービスやブログを紹介できる書籍を置けますので、集客効果は大きくなります。
私も、2冊の電子書籍を出版していますが、ニッチなジャンルの書籍にも関わらず、月20冊ほどを販売できており、その中からメルマガ登録してくれるユーザーを増やしています。
また、書籍の販売件数が徐々に増えていくと、「他のお客さまは、この商品も買ってます」というような関連書籍として表示される回数も上がっていきます。
そうすると、ジャンルに興味のある濃いユーザーを、自動で集客できる(回数も増える)ようになるので、1つの本を出版し、あとは放っておくだけでも、集客効果は高いといえます。
メリット2:ノーコスト、ノーリスクの手段
一般的な集客方法は、広告費などがかかりますが、このKDPを使った方法は、文字通りノーコスト、ノーリスクの集客方法になります。
しかも、書籍が売れれば、その分に応じたロイヤリティが入ってきますので、集客しながら、利益も手にできるという、他にない集客手段になっています。
メリット3:ブランディングに繋がる
電子書籍は、中身さえできれば、1日2日で簡単に出版することが出来ます。そこが紙媒体の出版との大きな違いですね。しかも、個人でも簡単。
そして出版することが出来れば、ブランディングにもつながります。
プロフィールに「電子書籍を出版しています」と書くことが出来れば、少なくともその分野について詳しいというイメージが出来ますよね。
知名度や権威性をアップさせるのに、即効性の高い方法といえます。
メリット4:特典や、情報起業用に活用できる
メルマガ登録特典や、購入者特典として、電子書籍をプレゼントするのも、成約率や満足度を上げるのに役立ちます。
単にPDFをプレゼント、というよりも、「電子書籍をプレゼント」という方が、お得感や高級感も出ますね。
また、一度出版した電子書籍に、コンテンツをさらに追加して、単価の高い情報商材として出版する、というように、将来的な利益率アップに活用することも出来ますね。
メリット5:これまで作ったコンテンツが活かせる
あなたが、これまでにブログ記事や無料レポート、自社商品などを作ってきたのであれば、それを電子書籍の形にして、Amazonに掲載してみましょう。
これまで作ってきたコンテンツを再活用することが出来ますし、上で書いたように、ワードで出版出来ますので、手間はほとんどかかりません。
また、YouTube動画なども、文字で書き起こして、電子書籍にすることが出来ますね。(文字の書き起こしも、ランサーズなどに外注すると早いです)
電子書籍で集客を倍増する必須テクニック3つ!
本記事は、電子書籍の売り方、ではなく「集客のために、電子書籍をどう使うか」が本題なので、集客に結び付けるための電子書籍活用のポイントを3つお伝えします。
ポイント1.サービスへのURL・説明をきちんと入れる
言わずもがなではありますが、あなたのブログ、メルマガ登録ページ、自社商品など、ユーザーを誘導したいところへのリンクをしっかり入れましょう。
そして、説明もつけること。
「私のブログはこちらです。⇒URL」というように、簡素な説明だと、広告としての意味がありません。
- サービスのURL
- サービスの内容
- どんな方に役立つのか
- どんなベネフィットがあるのか
といった説明は、最低限入れておく必要があります。
例えば、
「⇒メルマガ登録ページURL。
このメルマガでは、株式投資未経験の方のための「株の始め方」を、毎週1回発信しています。
主なコンテンツとしては、「毎週の注目銘柄10選」「テクニカル手法講座」「有名アナリストの主な発言」などをピックアップして、お届けしています。
メルマガ登録で、今なら「“最も手数料の低い”株式口座開設」マニュアルと、「低位株投資の極意」マニュアルの2つをプレゼントしています…」
といった要領ですね。
書籍の本編を書くのに力をいれるのはもちろん、最後の集客部分もしっかり書くことが大事です。
ポイント2.サプライズのプレゼントを入れる
ユーザーの満足度を上げ、サイトへのリピート訪問や、メルマガ登録などを増やす方法として、「プレゼントを付ける」のが効果的です。
書籍の内容に関連した、ノウハウPDFや動画、ツールなどが良いでしょう。
それをダウンロードできるページを、あなたのブログに入れておけば、アクセスアップも期待でき、一石二鳥です。
こうした特典(プレゼント)を最終ページ前に付けることで、集客後の成約アップにもつながります。
ポイント3.レビューを書いてもらう
そして最後に、集客をグッと楽にするテクニックを紹介します。
電子書籍がダウンロードされる一番の要素は、「レビュー件数が多く、しかも高評価レビューが多いこと」。
経験的にいえば、
レビュー数が10件以上、星の数が4以上になると、売れ方も爆発的に増えていきます。
Amazonで買い物をしたことがある方はお分かりと思いますが、書籍を買う際に、この星の数を参考にしている方は少なくない、ということですね。
では、高評価を増やすにはどうするか。
もちろん、書籍の内容をしっかり推敲して、濃い内容を書くというのが一番です。
そして、もう1つの方法は、上の項で説明したように「プレゼント」を付け、そのプレゼントページに「レビューを書いてくださいね」という文言を入れておくことで、満足度の高いレビューが増えていきます。
ということで、プレゼント&レビュー依頼の仕組みも、書籍内に作っておきましょう。これが圧倒的に集客を高める秘訣です。
電子書籍を作るのにお勧めの本
私が参考にしたのは、こちらの電子書籍(99円)。
図解も豊富で、無駄な説明が無いので、非常に使いやすい書籍でした。
以上、電子書籍を「集客として使う方法」を解説しました。
ノウハウを発信しているアフィリエイターには、非常に親和性も高いですし、デメリットがないので、ぜひ活用してみてください。
本気で使っているプレーヤーが少ない、今がチャンスが大きいと思いますよ。